新潟淡麗 にいがた酒の陣2010 3月13日(土) その5
さて、最後の20蔵 行ってみよう!
71 能鷹の田中酒造さんです。
こちらでは純米能鷹をいただきました。
72 越乃雪月花 妙高酒造さんです。
純米吟醸の越乃雪月花をいただきました。
73 君の井酒造さんです。
山廃仕込みを謳っていらっしゃいまして、お酒お買い上げの先着100人に清酒君の井の携帯ストラップを無料配布していました。
山廃=御園竹(佐久市望月の武重本家酒造の酒)を思い出しますが、ああ、なるほどと「御園竹系だ」納得できる味でした。
74 千代の光酒造さんです。
特別本醸造の「真」をいただこうとおもったら、女将さんさしき、チャキチャキされた方が「もち純米」を勧めてくれました。
もち米の酒というと、私が思い出すのは丸世酒造店。ここの「もち純米」は、丸世酒造場の「純米原酒 もち米熱掛四段仕込 旭の出乃勢正宗」に通じる味がありました。飲んだ後に、甘酒のようなすっきりとした甘みが残るのです。
ちなみに余談ですが、丸世酒造場の「旭の出乃勢正宗」は私が酒メッセで見つけ出した最も大好きなお酒の一つです。上田の手打ち蕎麦処「いちや」でも飲めますよ。
75 谷乃井酒造さんです。
「男の酒」ということで、挑発を後ろで束ねたアウトロー的な男性がサーブしています。
酒はガツンと来る本醸造日本酒度+10の淡麗超辛口。
新潟の酒を飲みに来ているんだなーとしみじみ。(←ガツンときてないような)
76 鮎正宗酒造さんです。
越の初鮎をいただきました。
新潟の酒にしてはちょっとコクが有るのかなと思って調べましたら、麹米五百万石、掛米たかね錦でした。日本酒度もマイナス2とちょっと甘口でした。新潟の酒が物足りないと思う人の入門編には良いかも。(まぁ入門しなくても新潟の酒はスルスル飲めますからね。そのへんが個性が強い長野県産のお酒との違いかも。)
77 雪中梅の丸山酒造場さんです。
日本酒度も酸度も控えめな感じで、やはり「コクのある水」のようだと再認識。
新潟三梅の最後の一品。15年ぐらい前に小出町の雪合戦大会に参加したときにホテル正面の酒屋で購入し、みんなで飲んで、水のようだと感動して、飲みすぎた経験を持ちます。
もいちど、素面の時に飲んでみたい。
78 かたふね(潟舟)の竹田酒造店です。
潟舟から平仮名に変えて柔らかい感じですね。
こちらは、燗酒と純米をいただきました。
正面の看板には「もやしもん」も。関係あるのかな?
79は 錦盛(佐藤酒造店)と国の華(野崎酒造場)の共同出店。
小さい蔵はこうやって出店して欲しいですね。。。
錦盛は、なんと試飲終了していました。残念。
国の華をいただきました。
80 越後自慢 小山酒造店さんです。
こちらでは越後自慢の純米をいただきました。
81 久比岐の頚城酒造さんです。
久比岐 吟醸生原酒(たしか・・・)をいただきました。
82 吟田川の代々菊酒造さんです。
特別本醸造 吹田川をいただきました。
83 清正・越乃雪の加藤酒造さんです。
なんと、本日二つ目の試飲終了。大吟醸は作りませんと、堂々宣言。
インパクト強すぎです。
「大吟醸酒は造りません」
賞を取ることが目的ではなく
飲む人の目線で毎日飲める酒を造りたい。
加藤酒造では手軽に買えて、手軽に楽しめる
最高の晩酌酒を目指しています。
そのような理由から、大吟醸酒を造りません。
と書いてあります。確かに渡しはそんなに大吟醸は好きと言うわけではありません。呑むなら純米吟醸か特別純米、特別本醸造ぐらいを選んでいます。
が、たまーに贅沢をしたいことってありませんか。そんな時の大吟醸だったり、ワインなら、国産ならソラリスとか、フランスのグランヴァンなんですよね。
大吟醸を作ることで、普通酒の値段が二割以上値上がりするのであれば、賛成したい。
でも、5月の新潟周りの時には是非とも訪問したい蔵ではありますね。
84 越後美人 の上越酒造さんです
ラベル一杯に書き込みがあって、思わず我があさまおろしに似ていると思ってしまいましたw(笑)
お酒は吟醸生酒 越後美人をいただきました。
85 越の白鳥 新潟第一酒造(株)さんです。
こちらではT7 特別純米酒をいただきました。酸度が強い千曲錦の帰山参番(あそこまで強くありませんが。)のような清々しい味でした。これはうまい。信州の酒じゃないのかと思いましたよ。
他も試したかったけど、倒れたら困るので次へーーー嗚呼、来年は泊まりで来る予定。
二日目は美味しかったところだけ回ろう。
86 よしかわ杜氏の郷さんです。
珍しい名前の酒だなぁと思ったわけですが今回は特別純米の天恵楽をいただきました。
ラベルがシンプルです。飾らないのもカッコいいなぁと見てきました。かくありたいです。
88 雪鶴 田原酒造さんです。
ここでは、しぼりたて生原酒をいただきました。
黄色い色がいいですねー。日本酒はみんなこれを炭素濾過して透明にしてしまいます。
黄色い色の酒=古い酒という評価が消費者から受けてしまうからだそうです。
ホントかなーとおもいつつ、顔をあわせて売れる酒店とは違い、スーパーにもお酒が並ぶ時代だと、そういうモンスターな客もいるんでしょうねぇ。
もったいない。
89 加賀の井酒造さんです。
新潟だけど加賀なのが、北陸に近い糸魚川の酒蔵らしいと言うか、関係ない?(汗)
こちらではピンクの丸印の越淡麗純米吟醸のにごり酒をいただきました。
さて、これで最後です。
90 月不見の池の 猪又酒造さんです。
本醸造生原酒 一石亀口をいただきました。
さて、これで全部終りです。
実は途中で一箇所写真撮影を抜かしてしまった蔵があります。
それは同伴した日本酒の先生に写真をいただけたら、こっそり追加したいと思います。
あと、ウェブサイトを持っている酒蔵にはリンクをはる予定です。
そして番外編に続く。