新潟淡麗 にいがた酒の陣2010 3月13日(土) その1
酒造業を営む方と、にいがた酒の陣2010にご一緒する機会をえまして、初めて参加してきました。
会場は長野の酒メッセの10倍もあろうかという広さで、人手は10万人とも言われているそうです。
長野の酒メッセが2000人であの混雑だから、どんなにスゴイのかと思ったら、本当にすごかった。
その一部を写真をふんだんに取り入れつつ、ご紹介したいとおもいます。
朱鷺メッセに到着しました。看板を確認して入場です。
入場から5分経過。行列はまだまだ続いています。
この正面が、入り口です。
人が多く感じますが、流れはスムーズなので、並び始めてから15分程度で入場、おちょこを受け取るのに5分合計20分ぐらいかかりました。
(10時45分頃から並び始めて、お酒が飲める状態になったのが11時5分ごろでした。)
エントランスをくぐり、階段を下ると、この看板がお出迎えです。
すでにすごい人・人・人。
飲食コーナーと言う、休憩テーブルが大量に用意されているのですが、この人数では効果なし。
まぁ、我々は色々な酒を味わうために来たので、どっしりと腰を据えて飲んでいる余裕はありません。
こんなお米の着ぐるみが。あとは缶酒の着ぐるみ?がいらっしゃいました。あとで紹介します。
最初は、01 大洋盛さんです。
正直な話をすると、今回ここで杜氏さんから直々じ飲ませていただいた濁り酒が、一番ふくよかで美味しかったです。(同伴したお酒の先生曰く市販品じゃないらしいです。)
純米をいただきましたが、これもすっきりしていて美味しかったです。
長野県内の酒屋・居酒屋でよく見かける 02 〆張鶴 さんです。
03 王紋さんです。清酒の梅酒を積極的に押されていました。
今回は、梅酒に重点を置いている蔵が多かったですね。梅酒にポイントを絞って回るのも今回は面白いかもしれません。
04 越後桜 白鳥蔵さんです。
05 越乃あじわい さんです。
ここも、純米原酒で仕込んだ梅酒と、あと変わったところでJAPAN Makkolli(マッコリ)がありました。焼肉+マッコリは最近の定番になりつつあると思うので、マッコリ好きは是非どうぞ。
06 菊水酒造さんです。カップ酒としては、金色のものがとても有名ですが、会場には赤と黒のプレミアム缶酒が。黒を購入して飲んでみました(お昼のタイミングでしっかり飲みたかったのです・・)が、1缶180mlで450円と高いのですが、カップ酒にするのはもったいないぐらい良いお酒でした。試飲はカップ酒ではなく、樽酒でした。
菊水カップ酒の着ぐるみが近くを歩いていて記念撮影のを求める人で大人気でした。
07 ふじの井 さんです。高橋留美子さんのラベルで有名ですね。
うる星やつらのラム、めぞん一刻の響子さん、めぞん一刻のPIYO PIYO(管理人さんのエプロンにデザインされているヒヨコ柄)のおちょこがついたビギナーズパック、らんま1/2のお父さんパンダのカップ酒がラインナップ。知らない人はけっこう驚いていました。たしか越後湯沢駅の「日本酒ぽんしゅ館」で見たことがありますので、酒の陣にイケない人はそちらでどうぞ。
お味はラムちゃんのお酒を頂きましたが、新潟らしい淡麗のお酒だった…ような(すでに記憶が怪しい人(汗))
08 金升酒造 さん。最近流行りの感じというか、このデザインは、長野県の人だと小布施の桝一市村酒造場の「スクエアー・ワン」を思い出す方も多いかもしれませんね。似ています。
10 菅名岳さん。ここでは生原酒をいただいたと思いましたが、信州の酒とは全く違う、すっきりした飲みやすいお酒でした。危ない酒が多いです…新潟県。
11 越後杜氏さんです。後ろに飾ってある和服の女の子?のイラストが目をひきます。これは清酒にアロニアを入れて作られたリキュールだそうです。いわゆるポリフェリッチなお酒ということですね。これも面白い取り組みだと思います。
アロニアのお酒(赤)と、にごり酒(ピンク)がありました。ここまでくると清酒カクテルです。梅酒よりこっちのほうが好きだと言う方は多いと思います。
12 麒麟山さんです。赤・緑・紫・黄と、パッケージがしっかり分かれているのが印象的な展示でした。純米吟醸辛口をいただきました。ラベルが「純幸」に読めてしまい、おもわず「じゅんさちください、その緑の」って言ってしまって汗かきました。
ちょっと味のあるのにすっきり後味の料理を挽きたてそうな酒だと思いました。
13 ほまれ麒麟さんです。ここも「麒麟 紅梅酒」が印象的でした。紹興酒のようなラベルなので、てっきり古酒かと思ったら、梅酒です!とのことで試飲。
梅が赤いわけではなく新潟県が開発した赤い清酒に梅を漬け込んだ人のこと。これも梅バランスが良く、美味しかったです。
(梅酒は写真の右はじに写っています。
14 加茂錦酒造さんです。背後の案内がなければ、マルビン酒造さんなのかと思ってしまうほど、印象のある出店でした。
背後の文面は「江戸時代、一般庶民は「貧乏徳利」と呼ばれる容器を用いお酒を購入していました。酒屋で詰めてもらい、空になったらなんども洗って使用する。それはリユースやリサイクルと言う言葉なんて無かった時代の「勿体無い」と言う日常的な感覚でした。その「もったいない」という精神を受け継ぎこのお酒はできました。」と書いてあります。
シンプルだけど、すっきり綺麗な展示は、さすがです。センスのいいプロデューサーがいらっしゃるのでしょうね。
でも、マル貧のネーミングは若者に受けても年寄りにはうけないかも。。。余計な心配ですね。
お酒は美味しかったです。ネット上にぜんぜん情報が無いのは、酒の陣限定だから?
15 今代司酒造さんです。ブースの前では、酒粕で作ったお菓子の試食が盛んでした。私は粉物を食べると口の中がもごもごして試飲どころじゃなくなるので、遠慮させていただきました。純米のみを醸す蔵としてアピールしていました。ここでは「nobre」(ノブレ)という甘い純米酒を試飲。たしかに甘いですが、こういう甘みはOKな私。「ロールケーキにも合いますよ」とは、蔵の人の話ですが、私は甘いものを食べないので(汗)と、丁重にお断り。
テーブル上部でスライドショーをしていたのは、15inch MacBook Proでした。
他にも厄除酒などがあり。厄年の方はどうぞ。
ということで、15蔵(15/90)で、次の記事に・・・