酒呑み百姓の会BLOG(移転候補地)

信州小諸で酒米「亀の尾」を作り、純米吟醸生酒「あさまおろし」を醸している集団「酒呑み百姓の会」のブログです。

新潟淡麗 にいがた酒の陣2010 3月13日(土) その2

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16 越の華酒造さんです。こちらも甘口の酒に力を入れていて、「純米 原酒 カワセミの旅」の宣伝文句は「チョコレートに合う日本酒」だそうです。フランスのショコラパティシエの食事会のお酒として使われた人のこと。濃厚な味わいは確かにチョコの甘さを引き立てたり、引いたりして、面白いかと思います。(チョコを食べると、胃もたれするのであまり食べないひとですけど。)

ラベルのカワセミがまたいいかんじで、ジャケ買いならぬラベル買いして満足、飲んで満足できるお酒かと思いました。

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泣く子も黙る、天下の銘酒「越乃寒梅」の17 石本酒造さんです。

私の印象ですが、新潟県内に「越乃〜」という名前が多いのは、もしかして越乃寒梅の影響なんでしょうかね・・・。

それはいいとして、地元では場合によっては馬鹿らしいほどのプレミアが付いて売られていることもあるお酒が、普通に定価で売られていることに感動したり、いつもと違う越乃寒梅のラベルに感動したりと、色々と感動したブースでした。

越乃寒梅・・・私の祖父の世代が喜んで大切に飲んでいた印象があります。

越乃寒梅「無垢」というのを頂きましたが、すっきり淡麗のお酒でしたが、無垢というよりコクがあるような・・・。両親へのおみやげには一番いいんじゃないでしょうかね。

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18 越の関の塩川酒造さんです。最近ちょっと話題の「千の風」の蔵元さんですね。

ここでは幻の酒造好適米亀の尾を100%使用して55%精米にした「越・純米吟醸酒」ものをいただきました。亀の尾特有(なのかな?あさまおろしと同じ系統)の味がして、おお、やはり我々の酒は間違いなく亀の尾なんだと確認するさ行をしました。

亀の尾好きなら、お買い得なお酒だと思います。

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ここは、立ち飲みの飲食コーナーですが、すでに12時過ぎでおにぎりとかが売り切れに近い状態になっているところもありました。特に米の陣と鍋の陣は、競争率がかなり高そうです。

食べ物の確保は、お酒の確保以上に大変かと思われますので、狙っているものがあったら最後に回さずに早めに調達しましょう。

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19 水の都・柳都 高野酒造さんです。ここでは、酒の陣限定200本販売の「詰めたての柳都無濾過吟醸生酒」を試飲・・・・この辺になると、メモも取らなくなり、記憶も怪しいので、味のコメントは控えますが、無濾過のちょっとしたコッテリ感があったような記憶が。

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20 伝衛門さんです。佐久市に「田衛門」という蕎麦居酒屋があるなぁとかおもいつつ、純米吟醸をいただきました。

新潟の酒をしては、ちょっと後を引くのかな?と思った記憶があります。

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21 越乃梅里さんです。酒の陣限定の「生ら」をいただきました。

ググッてみると「NAMARA」という新潟のお笑い集団のお酒のようです。

可愛らしい象のラベルが印象に残ります。

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22 越乃八豊さんです。長野県の人だとおっとビックリ八文銭といったところでしょうか。

80回関東信越国税局酒類鑑評会「吟醸酒の部」で越乃八豊最優秀賞を受賞したとのことで、賞状が飾られていました。

ここでは純米酒をいただきました。あと受賞酒が3150円というのか安いなぁと思います。

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23 真野鶴の尾畑酒造さんです。

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24 真稜の逸見酒造さんです。

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25 天領盃さんです。ここと北雪さんはとても混んでいます。

写真右下のアルミボトルのお酒を頂きましたが、ボトルの印象からくる「安酒感」が全く無い、良い生酒でした。

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26 北雪さんです。ロバート・デ・ニーロが経営するレストランのシェフ「ノブ・マツヒサ」が北雪の大吟醸を店で採用したことで有名だそうです。

社長自らがYK35を振舞っていたような気がして、手を出してついでもらいましたが、本当に山田錦らしい大吟醸でびっくりしました。価格が庶民にはつらいですが、年に一度はこれを気張れるようになりたいものです。

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27 金鶴の加藤酒造店です。

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28 宝山酒造さんです。

ここは、左側にある化粧品のようなボトルが秀逸です。3/14のホワイトデー用に、吟醸を一本購入してしまいました。ぜんぜん割高なんですが、そう思わせないところがいいですね。

あと、お酒の小瓶の充実が目に見張ります。

やはり4合瓶を空けるのは、かなりお酒に強くないといけませんが、開けると劣化が速いのも日本酒の残念なところなので、小瓶化はちょっと規定しています。

お酒自体はこれといって特徴的なものはありませんでした(万人受けするタイプ)。あとにごり酒は、米っぽい感じが強いものでした。狙いだとすると、どうかなぁ・・・と思ってしまいます。、たまたまあたりが悪かったのでしょうか。

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29 越乃白梅の福井酒造さんです。酸化を防止するためのビールサーバーのような金属タンクから、しぼりたてを頂きましたが、美味しいお酒でした。

あと、量がドドッと出るので、しっかり飲めますがきき酒としては量が多すぎですね。

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越後鶴亀の上原酒造さんです。社長がデザインをされたという、背景のポスターが何とも良いですね。

左下に漬物があったのがナイスな宣伝になりました。

さて、今日はここまでにします。。。本当は14日に参加するひとの参考に慣ればよかったのですが、もう眠いです。。。