酒呑み百姓の会BLOG(移転候補地)

信州小諸で酒米「亀の尾」を作り、純米吟醸生酒「あさまおろし」を醸している集団「酒呑み百姓の会」のブログです。

あさまおろしの仕込み(10)洗米2

今回は行いませんが、大吟醸用の山田錦は、30キロに分けて、秒単位で洗います。米が含む水分をキッチリ測るため、かなりシビアな時間管理を要求されます。10秒とか、20秒とか…。

手順は、桶に貯めた冷たい水に米を浸け、網に手を入れて30秒かきまわし、一旦水からあげます。

そして、磨ぎ汁だけ流したら、新しく用意しておいた樽に時間を計りながら浸します。米の状態にもよりますが、長くて4分。去年は3分30秒でした。

その後、計量して、水分の染み具合を確認。規定の重さに達した所で、でっかい蒸し器で、米を蒸すのです。050122_114201.jpg