酒呑み百姓の会BLOG(移転候補地)

信州小諸で酒米「亀の尾」を作り、純米吟醸生酒「あさまおろし」を醸している集団「酒呑み百姓の会」のブログです。

甲州種のワインの実力を知る…

いつものように、酒関連の情報を検索していたら、この記事に目がとまった。

ブレイク寸前純和風ワイン 山梨の醸造所、古来種用い改良 from Sankei Web

勝沼醸造では昨年、国際コンクールで銀賞を受賞した「アルガブランカ イセハラ」(2000円)が人気。メルシャンは金賞、銀賞を受けた「甲州小樽仕込み」(2205円)などの品薄状態が続いている。中央葡萄酒では、こくのある味わいが特徴の「グリド甲州」(1586円)も在庫わずかだ。

おお、私がワインの師匠だと(勝手に)思い込んでいる、ぬのくまさんのブログで紹介されたワイナリーのワインばかりが並んでいるではないか!

勝沼醸造 勝沼甲州樽醗酵

シャトーメルシャン 甲州古式仕込み

中央葡萄酒 グリ・ド・甲州

それぞれのワインについてグーグルで検索を掛けても、ぬのくまさんのサイトはかなり上位にランクされている。

良いものを素直に「良い」と見抜ける力がある人だなぁとつくづく実感。

私は、ぬのくまさんのエントリーで甲州種ワインの評価を読むまで、「甲州種=安甘だけのワインの代名詞」だと思い込んでいた体たらくでした。

そこで、昨年12月に勝沼訪問を画策し、勝沼醸造で2種3本、シャトーメルシャンで2種2本のワインを購入、某所で開催された快気祝で開栓。本物の甲州種の旨さを実感したのです。

ところが今回この記事を読み、「あれは、確かに美味しかったけど『やっぱり』本当のに凄いんだ…」と、思ってしまった瞬間、まだまだ私は、「情報を食べている」人間に過ぎないと、己の未熟さを恥じたのでした。

  ・

  ・

  ・

地産地消」、地物にこだわりつつ、本物を自らの力で見極める術を身につけるべく、ベストを尽くす…。

改めて、今年の目指すべきことがはっきりした、そんな一日でした。