楽しみなワイン「たかやしろファーム」
最近、信州の酒のネタといえばワインが中心。
気象条件的に「うってつけ」だそうだから、話題性に関してもタイムリーなのかもしれない。
そこへ、またまたワインの「地酒」情報がやってきた。中野と行っても東京の中野ではない。長野県中野市である。
「農家のワイン」醸造へ 中野の4戸出資し設立 from 信濃毎日新聞
…ブドウに付加価値をつけて販売するため、一九九八年から市内の遊休農地を活用してワイン用ブドウの栽培を開始。〇三年四月に有限会社を設立し、自家醸造の準備に入った。ワイン醸造の免許も九月中には取得できる見込みという。…「農家がつくる点をアピールし、産地全体の起爆剤にしたい」としている。
自分で育てたブドウでワインを醸造するという点では、東御市に玉村豊男氏が設立した「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」に近いものがある。
ここでは、ブドウの木のオーナー制を導入したり、農作業の体験をしたりして、作り手が消費者と一体となった取組をしている。
このワイナリーは玉村氏という大きな看板を持っており、連日農場を訪れる人たちが絶えない。当サイトでも紹介しているのだが、「ヴィラデスト」や「玉村豊男」というキーワードで検索エンジンから訪れる人が常にランキング10位以内に入っているのもすばらしい。
「自分で作った酒が一番美味しい」と主張している当会としては、是非この皆さんにがんばってほしい。
そして、是非とも消費者からの参加の方法についても検討して、作る側の自己満足だけではない、飲む側にも充実感のあるワイン作りをしていただきたいと思う。
いずれにせよ、来年の出来上がりが楽しみですね。