酒呑み百姓の会BLOG(移転候補地)

信州小諸で酒米「亀の尾」を作り、純米吟醸生酒「あさまおろし」を醸している集団「酒呑み百姓の会」のブログです。

La Grande Colline "LE CANON VIOGNIER"(恐らく2004)

ココログツイッター連携を始め、このブログに新しいカテゴリー「ワイン」を作ったので、さっそく投稿してみる。

上田でそば店を経営する友人から、3年ほど前にいただいたものを、当時ググったのか記憶にないけれども、「長持ちしそう」と思ったので、セラーで寝かせておいたのだが、ついに入り切らなくなったので今晩抜栓した。

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ラベルの右上にある、チェックのような緑の印が、VIOGNIERの証。ググッてみるとどうも2005以降は、きちんと印刷した文字になっている。これは手書き風なので、このワインは恐らく2004。

白で6年も寝かすとは、われながら失敗したものだと思ったけれども、開けてびっくり。

まるで、ウイスキーの瓶の蓋を開けておいたかのような香りが鼻に迫ってくる。

これが本当にVIN DE TABLEなのか・・・。

やはり国産(特に長野県産と、山梨の甲州)にこだわりすぎるのは良くないと思いつつ、入手性でついつい・・・。

そんなわけで、早速グラスに注いでみた。

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かなり黄色いのがお分かりいただけるかと思う。

このワインは、フランス産だが、オーナーが日本人。大岡弘武さんといい、フランスで徹底的にワイン造りを学んだ方だそうな。

すでに味の濃いものを食べてしまったので(汗)、細かい感じはわからないけれども、ちょっと炭酸ガスが出ていて、シュールリーの甲州みたいなコクが有り、え?と思うほどのウイスキーのような香りが漂う不思議な感じ。そして味がある。(グラスに注いでから10分ほどで香りは飛んでしまいました。)

今日は呑みきれないのでVACUVINできっちり?密閉しましたが、明日は期待できないかも。

しかし、美味しいワインでした。

味も香りも濃いとはこのことなんでしょうね。この価格(たしか2000円ぐらい。)では、かなり満足です。