酒呑み百姓の会BLOG(移転候補地)

信州小諸で酒米「亀の尾」を作り、純米吟醸生酒「あさまおろし」を醸している集団「酒呑み百姓の会」のブログです。

純米吟醸生酒「あさまおろし」の秘密

あさまおろしの秘密 その1。

一部のあさまおろしファンの間で話題になっていたのですが、あさまおろしのラベルの背景には、大塚酒造の土蔵の古文書の中から見つかった(笑)…と伝えられている「家訓酒べからず集」が、うっすらと印刷されています。

そして、そのラベルが4種類あるのをご存知でしたか?

下の画像を見ていただくと一目瞭然。

2008

1枚の用紙から4枚取れますので、ラベルは4種類になるんですね。

さて、皆さんがこれまでに飲まれたラベルは何だったんでしょうか?

通称「右上版」といわれているラベルは

「グチをこぼさない」

から始まっています。

あさまおろし ラベル 右上版

左上版は、ラベルのカット位置で多少違い、

「おつまみ無しで飲まない」又は「のう天気な話もしない」

あたりから始まっているもの。

あさまおろし ラベル 左上版

下版は、

「電話番号を聞かない」

あさまおろし ラベル 右下版

下版も、これまたカット位置により

「ただ酒は飲まない」又は「ぶりっこしない」

から始まっています。

あさまおろし ラベル 左下版

皆さんは、これまで何種類読んだ(飲んだ?)事があるでしょうか。

実は、あさまおろし発売当時「家訓酒べからず集」は、ラベルの部分しか発見されていなかったのですが、非常に好評(笑)だったため、土蔵をさらに捜索(何故???)したところ、「家訓酒べからず集」には載っていない、新たな「酒べからず集」が大量に見つかりました。

当時「家訓酒べからず集」は、そのセンスと、収集されたネタのバランスの良さから、小諸では酒席での定番になっていましたが、新たに見つかった部分が、あまりにもバカバカしく、そして面白いため、それらを追加し、集大成としてまとめられたのが「増補家訓酒べからず集」です。

そして、2008年の「あさまおろし」のラベルは、「増補家訓酒べからず集」を完全網羅したニューラベルになります。

もちろん、会員の佐藤重さん(佐藤デザインルーム)の浅間山と、下崎会長直筆の「あさまおろし」のロゴに変化はありません。

変わるのは、背景の「酒べからず集」のみ。

大幅に強化され、これまでの4種類から13種類にパワーアップします。

そして、シークレットな企画も…。

お楽しみに。