酒呑み百姓の会BLOG(移転候補地)

信州小諸で酒米「亀の尾」を作り、純米吟醸生酒「あさまおろし」を醸している集団「酒呑み百姓の会」のブログです。

早蕎麦 ~蕎麦の食文化~

久々に蕎麦ネタ。

本屋さんが毎月届けてくれる「本の周辺」(これから出る本・近刊図書情報/2004-No.8_5月上期号)に、長野県を語らせたらこの人の右に出る人はいないであろう市川健夫(いちかわたけお)長野県県立歴史館館長が寄稿した「蕎麦の食文化」というコラムが載っていた。

その中に、「早蕎麦」というのがあった。信州に住んでいて、「そば好き」だと思っていたのに、これを知らなかったとは…。

これは大根を細く千切りにして茹で、これに水に溶かしたそば粉を入れてかき回すとあたかも蕎麦切りのように見える。これを蕎麦汁に付けて食べたり、醤油で煮て食べられている。これは信越国境の秋山郷と北志賀高原須賀川だけのメニューである。独特の風味があってうまいが、「大根蕎麦」とも言うべき風土食である。

むむむ…大根の千切りを茹で、そばがきと混ぜて喰う?これが美味しいのだろうか…。

そばの料理というのは、だいたいの味や食感が想像できると思っていましたが、これは、具体的なイメージが湧きません。

そばがきなのか、そば切りの様に見えるというから、食感はそばなのか…。

ネットで検索すると、そばがきの様な食べ物…ともあるが、「そば切り「のように見える…」と市川健夫氏が書いているんだから、そばに近いのか?

とりあえず、GWの新潟行きの帰り道に栄村でも寄ってみるかな…。

そういえば、栄村の高橋村長、無投票で5期目に突入。ライバル不在の独走態勢にはいりましたね。リーダーシップという点では、すばらしい成果を上げている村だと思います。

それに比べ、一時期は、かなり合併問題でも有名になった、某村さんは、某知事が住民票を移したため、「ヤスオ化村」なんて言われてますが、そろそろ目を覚ました方がいいですよ。

もちろん、小諸もね。