メルシャン、丸子町でのブドウ自社栽培第2期分に着手
from NIKKEI NET
小諸市公民館が主催する「ふれあいワイン講座」を皆さんはご存知ですか。
これまで3年(4年かも…)にわたって開催されてきたこの講座は、ワインを学ぶのにもってこいの講座でした。
その講座に2度参加したのですが、最も感動したのが次の言葉でした。
「小諸は、その冷涼な気候から「日本のブルゴーニュ」にもたとえられます。降水量が少なく、日照時間も長く日本における葡萄栽培適地の一つです。」
マンズワイン 小諸ワイナリーでぶどう栽培を担当されているN氏の言葉です。
浅間山からを背になだからな南斜面が続き、その一番下を千曲川が流れる。そして適度に高い標高。
何よりも、国内でも有数の晴天率を誇り、少雨である。
ワイン作りにこれほど適した場所はそうは無いとおっしゃられていました。
そんな小諸で作られるワインは、品質を追求した逸品です。
そのぶどうは、小諸(大里地区)や、上田(東山地区)で作られ、試飲会でも「これ国産なの!」と、驚くこと請け合いです。
そして、表題にあった記事です。
小諸市と上田市の中間にある丸子町で、メルシャンがぶどうの自社栽培していたのですが、それを拡張するというわけです。
1社だけならともかく、2社も東信にぶどう畑を求めてくる…これは客観的に見ても、東信地域はぶどう栽培に適している場所であることを示しています。
そして、ワインに精通している玉村豊男氏も、小諸の隣、東御市にワイナリーを作りました。
この東御市は、食用ぶどうの王様「巨峰」の名産地ですから、もちろんぶどう作りに最適であることに間違いありません。
日本酒、焼酎(米、そば、芋)、ワイン、ビール、ウイスキー…
ほんと、地元とはいえ、すごい所ですわ、東信って。