酒呑み百姓の会BLOG(移転候補地)

信州小諸で酒米「亀の尾」を作り、純米吟醸生酒「あさまおろし」を醸している集団「酒呑み百姓の会」のブログです。

小諸・御牧ケ原の白土ばれいしょ(白いも)のニョッキ

小諸商工会議所が「白いものポタージュ」「コモロッケ丼」に続いて、御牧の名産「白いも」関連商品をリリースしました。

「御牧ケ原 ニョッキ入りソース」

今回は、TジャーナルのN氏から提供いただいた貴重な一パックを5人で試食した感想を。

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最近のこの手の加工品にありがちな、化学調味料は、ある意味少なめに抑えられているのではないかと思われる内容。期待していませんが、俄然盛り上がります。

しかし、会場に集った5名のうち3名までが、ニョッキよりジャガイモそのままの方が美味しいという人たちなので、評価については、微妙。

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見ていただくとわかる通り、クリーム&トマト系のソースに、ニョッキが入っています。

お味は…

1 「御牧ケ原の白いも」という割には、本来持ち合わせている甘みは感じない。(10点中5点)

2 「御牧ガ原の白いも」らしい、極めて滑らかな食感が、きちんと出ている!(10点中10点!)素晴らしい。

3 「QP謹製のクリームソースが美味しい。」(10点中8点)

以上により、平均7.6点を獲得して「小諸名産のお勧め品」としては、なかなかの一品だと思います。

ニョッキ好きには、絶対にお勧め。ニョッキが好きではない人には「ポタージュをお勧め」と言ったところでしょうか。でも、トマト系クリ−ムソースと、癖の無いニョッキは、一度は試していただきたいところ。

あとは値段ですね。

これで300円なら、賞味期限までの日数×0.3パックぐらいは買いたいところですが、予価は500円という噂が聞こえてきます。

ここは、是非とも300円台を狙ってほしいところ。

そうすれば、ワインのお供にする商品として、ベストな選択になりそうな気がします。

しかし、製造元のQP恐るべし。

白いものニョッキプロジェクトを聞いたとき、頭には「美味しくならないだろう」としか思えませんでしたが、今回の試供品は素晴らしい。ここまで仕上げてくるとは、想像もできませんでした。

あとは、食べ物としてのニョッキの魅力を、市民をはじめとした「日本人」に、どこまで訴えられるかにかかっているかと思います。

市内の飲食店でニョッキの魅力を訴えるプロジェクトが必要です。

御牧ケ原の「ニョッキとソース」のレシピを今直ぐに公開し、市内の宴会のコースメニューに入れてもらう活動をする必要がありますね。それも「美味しい」と言わせるレシピです。

個人的には…

炭水化物(米)に炭水化物(コモロッケ)を、合わせている場合じゃないですよ。

どんなにがんばっても、トンカツには勝てませんから〜、残念!(古)